二月堂
Nigatsu-dō
国宝 江戸時代
●にがつどう
二月堂の名は、このお堂で修二会(しゅにえ)が旧暦の2月に行なわれることから起こっている。良弁(ろうべん)僧正の高弟実忠(じっちゅう)の草創と伝えるが、寛文7年(1667)の修二会中に堂内から出火、焼失し、現在の建物はその2年後に再建された。創建当初の建物は小規模のものであったらしく、時代を経るにつれ、修二会の行法に合わせて増築されたようである。音響効果といい、内陣・外陣・礼堂などの間取りといい、行法を行なうのにまことにふさわしい建物になっている。
二月堂の法要毎月18日に厳修されます。4月から10月までは午前8時より、11月から3月までは午前8時半より、約2時間です。
この法要は二月堂西の局より聴聞することができます。
但し、堂内のスペースの関係で、希望者が多ければ入れない場合もございますのでご了承ください。
お願い
堂内での撮影・スケッチ・懐中電灯の使用はご遠慮ください。
二月堂本堂周辺(舞台も含む)では三脚の使用はできません。
また、お百度を回っておられる信者さんにカメラを向けたり、巡礼の邪魔をしないようにしてください。
24時間参拝可能ですが、夜間は本堂周囲で騒いだりしないようご注意下さい。