2022年7月1日(金)〜 8月19日(金)
永禄10年(1567)10月10日、大仏殿は戦火によって焼失、大仏さまも大きく傷つきました。現在、私たちが見る大仏さまと大仏殿の姿は、公慶上人とその弟子たちの努力によって、江戸時代に修復と再建されたものです。
大仏殿の再建に関わる寺宝のなかから、大虹梁(中心となる梁)を運ぶ様子を描いた絵巻と上棟式に用いられたと考えられる工匠具を展示いたします。
〈展示品〉
・大仏殿虹梁木曳図 紙本墨画淡彩 江戸時代(18世紀)
・大仏殿工匠具 木製・金銅製 江戸時代(18世紀)