華厳宗大本山 東大寺の公式ホームページ「東大寺KID'S」各お堂のごあんない

ごあんない 東大寺はどんなところなんだろ??

東大寺とは


野球場(やきゅうじょう)が50程(ほど)入る東大寺の境内(けいだい)には、今からおよそ1250年以上前の奈良時代(ならじだい)に建(た)てられた転害門(てがいもん)や法華堂(ほっけどう)などが残(のこ)っています。

 法華堂の南側(みなみがわ)にある経庫(きょうこ)は、正倉院(しょうそういん)の校倉(あぜくら)と同じ様式(ようしき)で造られています。

天空から五百羅漢(ごひゃくらかん)が降りてきて優秀(ゆうしゅう)な大工(だいく)として作業に励(はげ)んでいる場面

奈良時代の創建(そうけん)の大仏建立(だいぶつこんりゅう)の折(おり)、天空から五百羅漢(ごひゃくらかん)が降りてきて優秀(ゆうしゅう)な大工(だいく)として作業に励(はげ)んでいる場面


大仏殿(だいぶつでん)

有名な大仏さまがおられる場所

東大寺ができてから2回、戦(いくさ)に巻(ま)き込(こ)まれて燃(も)えてしまい、現在のお堂は江戸時代に建てられたものです。その時は江戸幕府(えどばくふ)の都合で、最初に建てられた時より小さくなってしまいました。それでも、木で造った建物として世界最大級の大きさを誇(ほこ)ります。
平成24年12月に大仏殿の照明器具がLED化され、電気消費量が8分の1になり、熱と紫外線もほとんど出なくなりました。

大仏殿(だいぶつでん)

二月堂(にがつどう)

お水取り(修二会)が行われるお堂

お水取りが昔のカレンダーだと2月に行われることから(現在は3月1日〜15日まで)この名がつきました。
舞台に上がると、正面に大仏殿の大屋根と奈良盆地を展望することができます。

お水取りについて

二月堂(にがつどう)

法華堂(ほっけどう)

東大寺で一番古い建物

いい伝えでは東大寺の元になった古いお寺の跡(あと)とされています。奈良時代と鎌倉時代(かまくらじだい)、ふたつの時代の建物(たてもの)がバランスよくつながれています。
堂内には、奈良時代の仏さまがたくさんおられます。

法華堂内の修理が終わりました。
平成25年5月18日(土)から拝観を再開しますが、安置される仏像は奈良時代に造られた10躰になります。

法華堂(ほっけどう)

戒壇堂(かいだんどう)

日本初の正式な受戒(じゅかい)の場

お堂の中央にある塔を守るため、その四隅(よすみ)に土で何層(なんそう)にも塗り重ねてつくられた武将(ぶしょう)の姿(すがた)をした四天王(してんのう)が安置(あんち)されています。
平成25年1月に堂内周辺の照明器具がLED化され、電気消費量が8分の1になり、熱と紫外線もほとんど出なくなりました。

戒壇堂(かいだんどう)

東大寺ミュージアム

平成23年10月10日に新しくオープンした施設(しせつ)で、平成25年10月10日から「東大寺の歴史と美術」展を開催しています。
なお、展示替え作業のため、休館日があります。
ミュージアムショップやカフェには自由に入れます。

東大寺ミュージアム